私と松屋
‐
「今日どこ行く?」
そんな言葉が愚問であるかのように学生の昼メシは選択肢が少ない。
「"松"だな。」
学生は金が無い。
当時は牛めしが300円もしなかった時代だ。
牛めしに、みそ汁が付いて290円。
ありがたいことだ。
価格競争やデフレなど苦難の時代をよく生き残ったと
大人になった今なら理解できる。
当時はそんなことを知る由もなく昼メシといえば定番は松屋。
牛めしとカレーをローテーション。
金欠もしのげる。
食べ終わったら足早に席を立ち
店の前で友人と再度合流してまた遊びに行く。
たまたま大学の校舎の近くにあっただけという理由だが、
"子供のうちに食べたものは一生食べ続ける"なんて話もあるように、
大学生のあいだずっとお世話になっていた松屋は
確実の私の胃袋を掴んでいたのだろう。
会社員になり行動圏が変わり小金持ちになった私は
ラーメンの食べ歩きをしたり飲み歩きをしたりに精を出す。
松屋といえば、たまに気になる新メニューが出たときぐらいで
食べるものといえばメディアに出るような個人店。
毎日違うものを食べたいなんて、飽き性なのかも知れない。
そんな行動も、一周どころか何周も回って落ち着いてきた頃
ある日Twitterでシュクメルリが話題になっているのを見かける。
前衛的なメニューに関心し松屋を見直すきっかけにもなった。
DNAに松屋が刷り込まれていたかのように
最近の松屋が改めて美味しいと感じる。
頃合いちょうどよく松屋研究会というサイトが開設された。
新しいもの好きは変わっていないのかも知れない。
ふと"私と松屋"というコーナーができているのを見かけて
それっぽく書いてみた次第だ。
「今日も、"松"だな」
私と松屋
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「今日どこ行く?」
そんな言葉が愚問であるかのように学生の昼メシは選択肢が少ない。
「"松"だな。」
学生は金が無い。
当時は牛めしが300円もしなかった時代だ。
牛めしに、みそ汁が付いて290円。
ありがたいことだ。
価格競争やデフレなど苦難の時代をよく生き残ったと
大人になった今なら理解できる。
当時はそんなことを知る由もなく昼メシといえば定番は松屋。
牛めしとカレーをローテーション。
金欠もしのげる。
食べ終わったら足早に席を立ち
店の前で友人と再度合流してまた遊びに行く。
たまたま大学の校舎の近くにあっただけという理由だが、
"子供のうちに食べたものは一生食べ続ける"なんて話もあるように、
大学生のあいだずっとお世話になっていた松屋は
確実の私の胃袋を掴んでいたのだろう。
会社員になり行動圏が変わり小金持ちになった私は
ラーメンの食べ歩きをしたり飲み歩きをしたりに精を出す。
松屋といえば、たまに気になる新メニューが出たときぐらいで
食べるものといえばメディアに出るような個人店。
毎日違うものを食べたいなんて、飽き性なのかも知れない。
そんな行動も、一周どころか何周も回って落ち着いてきた頃
ある日Twitterでシュクメルリが話題になっているのを見かける。
前衛的なメニューに関心し松屋を見直すきっかけにもなった。
DNAに松屋が刷り込まれていたかのように
最近の松屋が改めて美味しいと感じる。
頃合いちょうどよく松屋研究会というサイトが開設された。
新しいもの好きは変わっていないのかも知れない。
ふと"私と松屋"というコーナーができているのを見かけて
それっぽく書いてみた次第だ。
「今日も、"松"だな」
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🍚 りょん @chain_menu
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2022/03/16
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私と松屋との出会い