私と松屋

2022/05/02 12:13

松屋を初めて食べた時のことはよく覚えていませんが、
松屋一筋になった時のことを書きたいと思います。

あれは私がまだ何も知らない大学生。
飲み会帰りの深夜、友人大勢と松屋に行った時のこと。
まだ若造だった私達は、お酒に酔って高揚していたこともあり、店内で騒いでしまいました。

すると、先客の、お年を召された男性に、静かにしろ!と怒鳴られたあと、こう諭されたのです。
「お前らだけの松屋じゃない。みんなの松屋なんだよ!」と。
静まり返る店内。

しばらくすると、店内放送であの音楽が流れたのです。
「みんなの食卓でありたい。松屋。」

あの時の衝撃は、今でも鮮明に覚えています。
私達の未熟さを痛感させられたこと。
そして、松屋とはなんてあたたかい空間なんだろうと。

その日から、私の生活の中には、いつも松屋がありました。
つらいこと、悲しいことがあっても、松屋はいつも、「みんなの食卓」として、私を迎え入れてくれました。

今日も松屋の牛めしを食べ、みそ汁で一服しながら、店内放送に耳を傾けて、穏やかな時間を過ごしています。



みんなの食卓でありたい。松屋。
読んでいただきありがとうございました。

3件のコメント (新着順)

とても心に沁みるエピソードですね。
飲み帰りのシメに選んでくださったこと、
そして「みんなの食卓」として今でもご利用いただいていること嬉しく思います!
これからも、変わらぬ味を届けられるよう変わり続けます!!

松屋のたけむー バッジ画像
2022/05/02 18:49

これからもみんなの食卓であり続けられるよう頑張ります!✊

サウンドロゴ脳内再生不可避ですねw